当社は、デジタル技術を活用して業務の効率化を進め、 社員が働きやすい環境を整備するとともに、 お客様への対応力を高め、安定した事業運営と持続的な成長を目指します。
DXを単なるITツールの導入にとどめず、 業務の進め方そのものを見直す取り組みとして捉え、 社員とともに継続的な業務改善を進めてまいります。
2026年8月27日
清栄工業株式会社
代表取締役 深見知弘
1.経営ビジョン
当社は、「デジタル技術を活用して社員が働きやすい環境を整え、お客様への対応力を高めることで、安定した売上と持続的な成長を実現する会社」を目指します。
業務に必要な情報を適切に管理・共有し、情報の検索、入力、集計、確認等にかかる負担を軽減することで、社員が設計、製作、顧客対応等の本来の業務に集中できる環境を整えます。
さらに、業務を通じて蓄積されるデータを活用し、事業の状況を把握するとともに、今後の受注活動や経営判断に役立てることで、安定した売上の確保につなげます。
2.DX戦略
2-1.業務プロセスのデジタル化・効率化
案件やプロジェクトに関する情報をデジタル化し、進捗、売上、請求等の業務情報を効率的に管理できる環境を整備します。
また、定型的な入力、集計、転記等の業務についてデジタル技術を活用した自動化を進め、業務にかかる時間と負担を軽減します。
これにより、情報の重複管理や手作業による集計を削減し、業務の効率化と正確性の向上を図ります。
2-2.業務情報の共有・可視化
業務に必要な情報を適切に共有・管理し、社員が必要な情報を迅速に確認できる環境を整備します。
案件やプロジェクトの状況を可視化することで、担当者だけでなく社内で業務の状況を把握できるようにし、情報確認や担当者間の連絡にかかる負担を軽減します。
これにより、個々の担当者の経験や記憶だけに依存しない、情報を共有しながら進める業務プロセスへの改善を進めます。
2-3.データを活用した業務・経営判断
業務を通じて蓄積される案件、売上、請求等のデータを活用し、案件ごとの実績や受注状況等を把握します。
蓄積したデータを分析することで、過去の実績や受注傾向を把握し、今後の受注活動や経営判断に活用します。
これにより、経験や個人の感覚だけに依存するのではなく、蓄積したデータに基づいて業務及び経営上の判断を行える環境を整備し、安定した売上の確保につなげます。
2-4.設計・製作プロセスのデジタル化
デジタル設計技術及び3Dデータを活用し、設計から製作・検証までのプロセスを効率化します。
3Dプリンターを導入し、機械設備等で使用する部品、治具、取付用部品等を社内で製作できる環境を整備します。
試作に加えて、実際に使用する部品の製作にも活用することで、設計データから製作までの工程を効率化し、設計変更や追加製作への迅速な対応を可能にします。
これにより、設計・製作・検証のサイクルを短縮し、生産性及びお客様への対応力の向上を図ります。
2-5.社員が働きやすい業務環境の整備
当社は、DXを単なるデジタル技術の導入として捉えるのではなく、社員が働きやすい環境をつくるための業務改革として推進します。
情報の検索、入力、集計、転記、共有等の定型的な業務を効率化することで、社員の負担を軽減し、設計、製作、顧客対応等の付加価値の高い業務に集中できる環境を整備します。
また、実際に業務を行う社員の意見を取り入れながら、業務プロセスを継続的に見直し、改善します。
3.DX推進体制
当社は、経営者の方針・承認のもと、DX推進担当者を中心としてDXを推進します。
DX推進担当者は、IT分野、業務改善、業務自動化、情報セキュリティ等に関する知識及び経験を活かし、社内のデジタル化及び業務改善を推進します。
経営者はDXの方向性及び取り組み内容を確認・承認し、DX推進担当者と連携して取り組みを進めます。
また、社員からの意見を取り入れ、現場の実態に即した業務改善を継続的に行います。
4.DX人材の育成
DXを継続的に推進するため、社内におけるデジタル技術及び業務改善に関する知識の共有を進めます。
DX推進担当者が中心となり、業務改善やデジタル技術の活用について社員と情報を共有し、社員自身が業務上の課題や改善方法を考えられる環境を整備します。
必要に応じて外部の研修・教育等も活用し、DXを継続的に推進できる人材の育成を進めます。
5.情報セキュリティ
当社は、デジタル技術及びデータを活用する上で、情報セキュリティを重要な経営課題の一つとして認識しています。
業務データを適切に管理するとともに、データのバックアップ等を行い、業務を継続できる環境を整備します。
また、デジタル環境の変化や利用するサービスの拡大に応じて、情報セキュリティ上のリスクを継続的に確認し、必要な対策を見直します。
6.DXの成果指標
DXの取り組みについて、以下の指標を用いて効果を確認します。
| 取り組み | 成果指標 |
|---|---|
| 業務プロセスの効率化 | 入力・集計・転記等の作業時間 |
| 業務情報の可視化 | 案件・プロジェクトの状況把握に要する時間 |
| データ活用 | データを活用した受注・経営判断の実施 |
| 設計・製作の効率化 | 設計から試作・製作までに要する期間 |
| 3Dプリンター活用 | 社内で製作する実用部品・治具等の件数 |
| 社員の働きやすさ | 定型的な業務に要する時間・負担 |
今後、各施策の実施状況を確認しながら、具体的な数値目標及び達成時期を設定します。
7.DX戦略の見直し
当社は、DX戦略を一度策定して終了するものとは考えず、事業環境や業務内容の変化、社員からの意見等を踏まえて継続的に見直します。
DX施策の実施状況及び成果を確認し、必要に応じて施策の改善・追加を行います。
これにより、デジタル技術を活用した業務改善を継続し、社員が働きやすく、お客様により良い価値を提供できる会社づくりを進めます。